いったい何のために……?
アボガドをアボカドに訂正する委員会(@avogado_janai)は、その名の通り「アボガド」と間違えてツイートした人に対し、「アボカド」と教えてあげるアカウント。
その方法はリプライを飛ばすのではなく、アカウント名を使い、「いいね」をすることでそっと教えてくれます。
「紳士的だわ」「いい仕事している」など反響の声が挙がっています。しかし、いったい誰が、何のために!? BuzzFeedは、"中の人"を直撃しました。
ーーあなたはいったい何者ですか?
普通の男子大学生ですよ。このアカウントは今年の3月に開設しました。
ーー何を目的にこのような活動を……?
本当に気まぐれで始めたんですよ。決して「アボカドが大好き」とかではないです。春休みの時に、暇で「どれくらいの人がアボガドと言っているのか」と気になって検索をかけてみました。
すると、結構間違っている人が多くて、「毎日この人たちを訂正していけば理論上アボガドという人はいなくなるはず」というところにロマンを感じたのです。
Twitterの検索機能を使い、「アボガド」と地道に探しています。
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"中の人"によると体感だが、1日で200〜300人ほど間違う人がいるそう。また、同アカウントを知って、試しにアボガドとツイートする人もいるとのこと。
ーー人の間違いを正すのは気を遣いますよね。
最初は全部リプで訂正してたんですが、それだと大変ですし、リプされる側も嫌な思いをされる方が多いようだったので、最近は「いいね」にしています。
あとAKB48の曲に、「アボガドじゃね~し…」という曲があるのですが、それに関するツイートは決して間違いではないので訂正はしないよう注意しています。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
「アボガド」で検索してもヒットしなくなったらいいな、と思っています!
このアカウントはアボガドと間違えてる人を責めてるわけではなくて、「あっ、間違えてた」「え、そうなの!?」と"小さい感動"を提供できたらいいなと思っています。
みなさんの周りに「アボガド」って言ってる人がいたら、「本当はアボカドなんだよ!」って教えてあげてくれたら嬉しいです。