球団の連敗記録を更新中だった読売ジャイアンツが6月9日、対日本ハム戦に勝ち、連敗を13で止めた。
時事通信
両チーム、交換トレード選手が活躍
巨人は2回表、一死2,3塁のチャンスで7番の石川慎吾を迎える。日ハム先発の高梨裕稔の6球目をレフトへ運び、先制点をあげた。
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石川は、昨年11月にジャイアンツの大田泰示、公文克彦との交換トレードで日ハムから吉川光夫とともに移籍してきた。チームの歴史的な危機を見事、古巣の前で救った。
5回にも坂本がタイムリーツーベースで追加点をあげる。投げては先発のマイコラスが8回1失点で今シーズン5勝目をあげた。
日ハムの交換トレード選手も魅せた
また、石川と交換トレードで日ハムに移籍した大田も先発出場。
大田も古巣相手に2回にライト前ヒット、5回にはレフトへのツーベースを放つマルチ安打を見せる。連敗脱出を狙う巨人を苦しめた。
今日6月9日は大田の27回目の誕生日でもあった。
▲巨人から日ハムに入団する大田と公文
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8回には、日ハム先発の高梨に代わり、公文もマウンドに登った。1アウト2塁の場面で阿部、村田を打ち取り、追加点のチャンスを許さなかった。
2回、大田が打席に立った際、守備につく石川が思わず笑顔を見せる場面も。
巨人は連敗を13でストップ。日本ハムは6連敗を喫した。