「下町ボブスレー」のご当地ナンバー、どうなる?
時事通信
東京都大田区は2016年から原付バイクのご当地ナンバープレート交付を初めていた。
同年4月には、大田区の町工場が中心となって制作した競技用ソリ「下町ボブスレー」をモチーフにした黒色のボブスレーが描かれたナンバーを交付していた。
下町ボブスレーがジャマイカ代表に採用決定されたことに伴い、2017年5月、イラストを変更。ジャマイカの国旗をモチーフにしたボブスレーにし、交付をしていた。
実際に交付されていたご当地ナンバープレートのイメージ図
大田区
しかし、平昌五輪でジャマイカ代表が下町ボブスレーを使わないことを急きょ発表。
ジャマイカ代表は平昌五輪で下町ボブスレーを使う契約を推進委員会と結んでいたが、ラトビア製に乗り換えていた。推進委は損害賠償請求も視野に入れている。
「五輪期間中は引き続き交付」
事態が一点し、ジャマイカカラーのボブスレーが描かれたナンバーはどうなるのか。
大田区課税課の担当者は、BuzzFeed Newsの取材に「五輪期間中は引き続き交付します。(五輪)終了後の対応は検討中」と答える。
担当者によれば、初期の下町ボブスレーをモチーフにしたプレートは約2400枚交付されたとのこと。ジャマイカをモチーフした交付数は把握できていないという。