荒木飛呂彦さんの「ジョジョの奇妙な冒険」が実写映画化されます。
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今回映画化されるのは、第4部「ダイヤモンドは砕けない」。
「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」と題し、山崎賢人さんが主役の東方仗助役を務め、神木隆之介さんや小松菜奈さん、岡田将生さん、山田孝之さん、伊勢谷友介さんらが共演。三池崇史さんがメガホンを取ります。
同作は、主人公の仗助が、M県S市杜王町(もりおうちょう)を舞台に、さまざまなスタンド使い達と出会い、戦いを通じて、成長していく姿を描くもの。
この杜王町は、荒木飛呂彦さんの出身地でもある宮城県仙台市がモデル地です。そのため、映画のロケも仙台市で行われる予想がされていましたが、スペイン・カタルーニャ地方のシッチェスで行われる予定とのこと。
▲ロケ地予定のシッチェス
Josep Lago / AFP / Getty Images
三池監督は会見で、「原作の舞台は杜王町という街ですが、日本だけに限らず世界中から探しました」と述べています。
これを受け、ネット上は「ジョジョ、仙台じゃないのなんで…」「宮城の応援にもなるのに」と疑問の声が上がっています。
非公式アカウントながらも、1万5000人のフォロワーを持つ人気Twitterアカウント、おいでよ宮城(@oimyg)も狂いました。
一時的に「おいでよスペイン」に改名。
仙台市は、どう思っているのか?
はたして、仙台市の胸中は……。過去には、公式ガイドマップや、「ジョジョ聖地」を巡る記事が綴られた「週末仙台」などでコラボレーションをしています。
▲コラボした仙台市の公式ガイドマップ
時事通信
BuzzFeed Newsは、仙台市観光課課長の今井吏さんに聞きました。
「仙台が選ばれなかったのは、今日知りました。モデル地としては、非常に残念です……。観光客誘致にも大きな力になりますから」と話します。
「しかし、杜王町を実写で描くとなると、たしかに仙台では難しいかもしれませんね。再現度を考えると、スペインの方が適しているかもしれません。逆に本編で、どう杜王町が描かれるのかが楽しみですね」
また、以下のようにも話します。
「今回は、第一章。ぜひヒット作になってもらって、第二章は仙台もロケ地に使ってもらえればありがたいです。やはり地元民としては、非常にうれしいことですから」