日本郵政は2017年の年賀状用に、「住所が分からなくても送れるサービス」を11月1日から開始します。
日本郵政 / Via yubin-nenga.jp
これは、ネットでは繋がっているものの、住所は知らない相手に年賀状を送ることができるサービス。
年賀状を送りたい相手を選んで申し込むと、サービス事務局から受け取り相手にメッセージが届き、「受け取りOK」の返事が得られれば、実際に年賀状を届けることができます。年賀状には、自分の住所を書かなくても大丈夫です。
日本郵便は過去にも、mixiやLINEと提携して同様のサービスを施行していました。
同社は、BuzzFeed Newsの取材に対し、「SNSなどの広がりによってネット上での繋がりが増えています。『ネット上だけでつながる人にも年賀状を贈りたい』というニーズがあるのではないかと考えたのがきっかけです」と話します。
また、サービス発表時、サイト上にLINEのアイコンがあったことから、「LINEの友だちにも送れる」と思ったユーザーもいましたが、利用できるアカウントは、Twitterおよびメールアドレスのみ。
▲現在、LINEのアイコンは削除されている
日本郵政 / BuzzFeed / Via yubin-nenga.jp
また、年賀状を受け取る際には、住所、氏名を入力する必要があります。これは、送り主には公開されるものではありません。
2004年の44億5900万枚から、2016年の28億5329.6万枚まで右肩下がりを続ける年賀状発行部数。今後も、SNSなどと連動したサービスが展開されるのでしょうか。