ジャニーズ事務所の「TOKIO」の山口達也さん(46)が4月25日、女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたと報じられた。
影響は広告業界にも広がっている。
26日の各スポーツ紙一面
Takumi Harimaya / BuzzFeed
NHKの報道によれば、山口達也さんは2018年2月、東京都港区の自宅マンションに仕事を通じて知り合った女子高生を誘って、無理やりキスをするなどの行為をした疑いが持たれているという。
山口さんがレギュラー出演するNHK「Rの法則」は、25、26日分を別番組に差し替えると発表。
日テレでは「ザ!鉄腕!DASH!!」、「幸せ!ボンビーガール」、「ZIP!」に出演しており、山口さんの番組出演については当面の間見送り、すでに収録している番組については出演部分を編集して対応するとした。
広告業界にも影響
テレビ各局だけではなく、広告業界にも影響は広がっている。
山口さんを含む、TOKIOのメンバーが出演しているCMはフマキラー、ヤマト運輸、福島県、スズキの計4社。山口さん個人での出演CMはない。
スズキは「ソリオ」の公式サイトからメンバーの画像を削除するなど、早速対応が始まっている。
大手広告代理店の男性社員が、BuzzFeed Newsの取材に話す。
「影響はかなり大きいです。出演しているCMは、他社のCMに差し替えか、差し替えが間に合わなければACに変わるでしょう」
「TOKIOメンバー全員が出演しているCMは録り直さなければいけないので、その制作費をどうするか悩ましいですね。そもそもTOKIOを使い続けるか、という問題もある。進行中のものは“お蔵入り”になるでしょう。その保証はジャニーズ事務所負担なる可能性は高いです」
「広告契約の場合、今回のようなことが起きたときに、事務所が補償する契約があるのが一般的。それに加えて日テレをはじめ、テレビ局側への対応もあるので、いずれにせよジャニーズ事務所が一番大変でしょう」